2022/06/16
渡辺崋山の肖像画を描いてみました。

インスタグラム : kakushigoto
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渡辺崋山は,幼少のころから絵画を学び,「一掃百態」や「鷹見泉石像」など有名な絵画を残しています。
1833年 40歳で江戸詰家老となり,農学者を招くなど領民の生活安定のために献身的な活動をしていました。
崋山は藩政を担当しながら,江戸で尚歯会と呼ばれる蘭学研究会で高野長英や小関三英ら多くの蘭学者
との交流を深めましたが、蘭学の隆盛は保守派勢力にとっては大きな脅威となっていました。
そして、幕府の目付 鳥居耀蔵が、蘭学者弾圧の機会をうかがう中、『慎機論』の内容が幕政を批判しているとされ、
高野長英らとともに重罰に処せられた。これが1839年の蛮社の獄です。
崋山は田原・池ノ原に家族とともに蟄居となったが、藩及び藩主に災いが及ぶことを恐れ、1841年 池ノ原屋敷にて
「不忠不孝渡邉登」と大書きし、自刃した人生でした。
さて、描きあがりのほうですが、初めて細筆で描いてみました。書きやすいです。半紙サイズなら十分に強弱もつけれるので今後はこちらで
描きたいと思います。几帳面な雰囲気も表現できていい感じだと思います。次回も、精神性を表現できたらと思います。