Galleryギャラリー

2020/08/01

三十三所観音菩薩 聖観音菩薩 寳生寺蔵 を基に描いてみました。

三十三所観音菩薩 聖観音菩薩 寳生寺蔵 を基に描いてみました。

作者木喰は、享保3年(1718)甲斐国(山梨県)に生まれ、文化7年(1810)に亡くなる93年におよぶ生涯で2000体の造像を発願し、

今も720体ほどが現存しているそうです。

長岡市郊外にある寶生寺には、西国三十三観音像と自刻像が残されていて、平均の高さ90cmの観音像が並んだ様子は圧巻。

文化元年(1804年)、87歳の作で、まさに円熟期の作品であり、どの観音像も微笑仏の特徴がよく現れているものばかりです。

描き終えた感想としては、黒バックを意識してなるべく影の輪郭が背景に溶けるような色使いにしました。

まあまあ、上手くいったと思っております。

今後も精進していく所存です。

一覧に戻る
Copyright(C) 2024 iro:to All right reserved.