2020/12/26
北条政子の肖像画 描いてみました。
インスタグラム : kakushigoto
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北条政子は、平安時代末期~鎌倉時代初期に生きた女性で、鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室です。
「北条政子」の「政子」は建保6(1218)年に朝廷から位を賜った際、父・時政の名から一字取って付けたもので、
それ以前にどう名乗っていたのか、どう呼ばれていたのかは不明(御台様[みだいさま]、という、将軍の妻としての呼び名はあり)だとか。
正治元(1199)年に頼朝が死去すると、政子の子の頼家(よりいえ)・実朝(さねとも)が将軍になりますが、相次いで暗殺されてしまいます。
また、争いごとの調停を担うなど、政子の幕府内での重要性はどんどん増していきました。
実朝が暗殺された後、政子は将軍の補佐・代行として幕府の実権を完全に手中にして尼将軍と呼ばれ、
鎌倉幕府の安泰に全身全霊を注ぎました。承久3(1221)年の承久の乱の際には、
亡き頼朝の恩を御家人たちに説き、士気を高めたと言われます。
70歳近くまで生きた、当時としては長い人生でした。
さて、描きあがりのほうですが、もと絵が人物像の写真しかなく肖像画がなかったため
いつもより、丸みがあり立体的になってしまいました。
ただ、尼将軍感は描けたのではないかと思います。