2021/10/29
大谷吉継の肖像画 描いてみました。
インスタグラム : kakushigoto
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大谷吉継は、武器を手に戦場に赴いて自ら戦うこともありましたが、才覚を発揮したのは、兵を動かす「軍師」としての役割でした。
その才覚は、天下人・豊臣秀吉をして「大谷吉継に100万の兵を与え、自由に指揮させてみたいものだ」と言わしめたと伝えられるほどです。
大谷吉継の生涯を語る上で、欠かせない人物が石田三成です。大谷吉継と石田三成が深い友情で結ばれていたことは、よく知られています。
関ヶ原の戦いにおいても、石田三成を中心とした西軍につきます。
しかし、わずか6時間で徳川家康率いる東軍に敗れてしまいました。
敗因は小早川秀秋の裏切りです。
元々、大谷吉継をはじめとする西軍の武将は小早川秀秋の「裏切り」を警戒し、備えていました。
誤算は、小早川秀秋の裏切りに備えていた4つの部隊も、このタイミングで東軍に寝返ってしまったことです。
この想定外の裏切りによって、大谷吉継は追い込まれてしまいます。
数々の戦で戦果を上げてきた大谷吉継でしたが、この包囲網を突破することはできず、部隊は壊滅状態となり
限界を悟った大谷吉継は、自害にいたりました。
さて、描きあがりのほうですが、雰囲気はいいと思います。武将感も出ていると思います。
次回も丁寧に筆を入れて、面白い仕上がりを心がけたいと思います。