2020/07/25
妙見菩薩像 能勢型 を基に描いてみました。
妙見菩薩像 能勢型 を基に描いてみました。
妙見とは優れた視力の意味で善悪や人の運命を見抜く菩薩様だそうです。
昔、紀伊の国の裕福な人が盗人に絹十匹を盗まれました。
この裕福な人は妙見さまの信仰者でした。
盗人はこの家の北の方にある市場に布を売り払ってしまいました。
その後、7日もしないうちに市場に大風が吹き、この絹を大空へ巻き上げ南へ吹き飛ばし、持ち主の家まで運んできました。
持ち主は「これは、まったく妙見さまのお助けによるものだ」と喜んで、益々、信仰に励んだということです。(今昔物語巻17の48)
こんな言い伝えがあるそうです。
描き終えた感想としては、いい感じにデフォルメが出来ていて、表情はいかついけど全体的にはかわいらしい雰囲気もあって
いい感じだと思います。
今後も精進していく所存です。