Galleryギャラリー

2020/08/14

小浜 多田寺 十一面観音 を基に描いてみました。

小浜 多田寺 十一面観音 を基に描いてみました。

多田寺本尊薬師如来の厨子の中に、伝日光菩薩として安置されているのが、

これまで全く拝することの出来なかった秘仏十一面観音像です。

総高162㎝、像高154㎝で、頭部から台座までを桧の一木から刻み出した一木彫成像で彫られているそうです。

像の相好は、やはり本尊の薬師如来像に似て、両眼と唇には微笑をたたえるように見えます。

ただ、この十一面観音の方が、本尊よりもさらに古風で、胸前の瓔珞を共木に刻むさまや、

腰まわりの裳の折返しが短かく、両脚の前面に刻む裳の衣文がU字形を規則正しく二列に並列すること、

凡てに古式があり、奈良期の様式を承けて8世紀末~9世紀初頭に造られた古像として知られています。

描き終えた感想としては、結構いい感じだと思っています。なんとなく ありがたみなんかもある様に見えて結構満足しています。

今後も精進していく所存です。

一覧に戻る
Copyright(C) 2024 iro:to All right reserved.