2021/08/12
岩佐又兵衛の肖像画 描いてみました。
インスタグラム : kakushigoto
https://www.instagram.com/kakushigoto_25.13/?igshid=14m6zpfzds9z2
岩佐又兵衛は桃山時代から江戸時代初期に活躍をした絵師で、そのお父さんはなんと戦国武将 荒木村重!!
織田信長の家臣でもあった荒木村重の子として生まれます。
戦国武将の子どもなのになぜ、戦とはほど遠い絵師になったのは、織田信長に重用されていたはずの村重はなぜか信長に反逆を企てます。
その理由は諸説があり今でも定かではありませんが、その謀反のせいで又兵衛は逃げることを余儀なくされ、
文学や絵によって生計をたてることになったと伝えられています。
江戸時代初期に活躍した岩佐又兵衛。
その最高傑作とされるのが「山中常盤物語絵巻」。展示総延長は70mを超えるという、大迫力の作品です。
まず、物語が面白く引き込まれます。さらに、構図や色彩、細やかなタッチなどどれも見ごたえがあります。
実際に静岡県にあるMOA美術館で見ましたが、感想は上記の通りで作品の展示距離は70mを超えるということなので手元で目線をずらすではなく、
歩きながら漫画を読み進めるという現代人には不思議な体験でした。
さて、描きあがりのほうですが、まあまあ雰囲気は出ていると思います。線も羊毛のおかげでもったりとした感じが表現出来ていると思います。
あとは、顔ですね。なかなか似ないです。デッサン力が課題ですね。
次回からも、面白い線を意識した作品にしたいと思います。