2021/12/29
徳川家宣の肖像画を描いてみました。
インスタグラム : kakushigoto
https://www.instagram.com/kakushigoto_25.13/?igshid=14m6zpfzds9z2
「徳川家宣」が将軍に就任したのは1709年、47歳のときのこと。
そのあと、1712年に亡くなったため、その在職期間は3年と短かったのです。
将軍に就任した徳川家宣は、徳川綱吉と同様に文官を積極的に登用していき、
文官であった間部詮房や新井白石らを配下におきました。
彼らは人民を治める思想に基づいた「徳治主義」を主張し、
徳川家宣の実質的な実行者として重宝されました。
また、徳川綱吉の治世下で導入された政策を、次々と改めていき、
庶民からの評判が最悪に等しかった生類憐れみの令を廃止や、酒税についても廃止しました。
50歳の若さでその生涯の幕を閉じた徳川家宣は、優れた為政者であったと評されることが多く、
その人柄や洞察力は現代でも高い評価を得ている人物なのです。
さて、描きあがりのほうですが、バランスも取れてまあまあといった感じです。
次回はもう少し、線の面白みにこだわって描きたいと思います。