2022/04/24
徳川家治の肖像画を描いてみました。
インスタグラム : kakushigoto
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江戸幕府10代将軍 徳川家治 は、祖父 徳川吉宗 から直に帝王学を教授された人物です。
幼少の頃からとにかく優秀で剣術、鉄砲、将棋、書画など何をとっても優れていたそうです。
1760年に、父・徳川家重が退いたことで、ついに徳川家治は10代将軍に就任しました。
そして、老中に 松平武元 、側用人に 田沼意次 を任命します。
2人の老中と共に政治に尽力しますが、松平武元が死去すると、家治は
老中・田沼意次に幕政を任せるようになるのです。
田沼意次は賄賂政治との悪名もありますが、政策はそれまでの日本にはない先駆的な政策ばかりです。
残念ながら、度重なる大災害などの不運に見舞われ、大きな成果は出ませんでしたが、
蝦夷地開拓、国防意識、鎖国政策の緩和など、すべてのちに取り入れられ実際に施行されています。
田沼意次は間違いなくまれに見る優れた人物で、重用した徳川家治もたいした人物だったと言えるのです。
さて、描きあがりのほうですが、顔が大きくなりすぎました。
対策として今は顔のパーツから描いていますが次回は輪郭から描いてみようと思います。