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2022/02/17

徳川家継の肖像画を描いてみました。

インスタグラム : kakushigoto

https://www.instagram.com/kakushigoto_25.13/?igshid=14m6zpfzds9z2

 

歴代最年少で江戸幕府7代将軍となった徳川家継は、就任時わずか5歳でした。

そのため政治力はほとんどないと言っても過言ではない状況で、

間部詮房と新井白石の2人の側近によって主導されていました。

この2人が行った政治を「正徳の治」といい、前将軍・徳川家宣から引き継ぐ形で

行なわれた政策でした。

新井白石の儒学思想をもととした、文治主義による財政、外交、教育など、多方面で

行なわれていました。

しかしながら、儒学思想に基づいたこの政治は、実際の生活との乖離があり、

成果が思うようには得られませんでした。

さらに、1716年、3月より病に伏せていた徳川家継が、8歳で息を引き取りました。

死因は風邪の悪化による急性肺炎だと考えられています。

間部詮房と新井白石は、徳川吉宗が8代将軍へ就任すると同時に失脚し、幕府中枢より追放されました。

 

さて、描きあがりのほうですが、まあまあといったところです。

次回はもう少し、線の面白みにこだわって描きたいと思います。

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