2022/03/04
本居宣長の肖像画を描いてみました。
インスタグラム : kakushigoto
https://www.instagram.com/kakushigoto_25.13/?igshid=14m6zpfzds9z2
伊勢国松坂の生まれで、18世紀最大の日本古典研究家です。
木綿商の家に生まれますが、商いには興味なく医者となります。
医業の傍ら『源氏物語』などことばや日本古典を講義しています。
また現存する日本最古の歴史書『古事記』を研究し、35年をかけて
『古事記伝』44巻を執筆します。
主著は他に『源氏物語玉の小櫛』、『玉勝間』、『うひ山ふみ』、
『秘本玉くしげ』、『菅笠日記』などがあり、鈴と山桜をこよなく愛し、
書斎を「鈴屋」と呼び、また山室山にある奥墓には山桜が植えられています。
本居家においては、収入が多ければそれだけ支出も嵩み、蓄積がほとんどできぬまま、
生活に追われた家業経営がいつまでも継続していきます。
貧窮時には吐露しながら、生活規模を縮小せず、収支の額面が常に大きく
持続しているのは、本居宣長の生活力が安定していたと考えられます。
さて、描きあがりのほうですが、いまいちですね。雰囲気はまあまあなのですが、簡単に描きすぎですね。
次回はもう少し、細部に工夫を入れたいと思います。