2020/08/04
東博蔵木造菩薩立像 を基に描いてみました。
東博蔵木造菩薩立像 を基に描いてみました。
飛鳥時代(7世紀) 木造(クスノキ) 高106.1㎝ 東京国立博物館蔵 となっています。
大きな顔、極端に細いウエスト、両肩と両腕から垂れる魚のヒレのような形状の天衣、一度見たら忘れられない、
何とも不思議なすがたの個性的な菩薩立像です。
飛鳥時代前期の木彫の稀少な作例の一つで、『日本書紀』には用明2年(587)に坂田寺の木の丈六仏を造った記事があり,
仏像製作の初期から木彫が行なわれたことがわかります。
描き終えた感想としては、コミカルな雰囲気や飛鳥時代の造形らしさも出ていて、いい感じだと思います。
今後も精進していく所存です。