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2021/07/31

荒木村重の肖像画 描いてみました。

インスタグラム : kakushigoto

https://www.instagram.com/kakushigoto_25.13/?igshid=14m6zpfzds9z2

 

荒木村重は、もともとは池田勝正の家臣でしたが、池田知正と共に、主君・池田勝正を追放します。

そして荒木村重は、池田家の実権を掌握することになったのです。

その後は織田家に近づき、家臣になろうとしますが、織田家に臣従した池田勝正を追放して、池田家を乗っ取った人物だから印象は最悪です。

そこで織田信長は、面会するなり無言で刀を抜き、剣先でまんじゅうを刺して鼻先に突き付け、荒木村重を挑発。

すると荒木村重は、平然と大口を開けて、そのまんじゅうを食べ始めたのです。

その剛胆さに感心した織田信長は、すぐに荒木村重を気に入り「日本一の器量なり」と絶賛。織田家への臣従はもちろん、摂津国の支配も認めたのでした。

織田家のもとでは明智光秀らとともに数々の戦で結果を残しますが、1578年、突如有岡城に立てこもり、反旗を翻します。

その理由は諸説ありますが、明確なことは現在も分かっていなそうです。

信長は何度も有岡城に使いを出しますが、すべて拒否したため重臣の家族らを処刑しました。

荒木村重は重臣や家族を捨て、毛利家を頼って海路で亡命します。

その後はひっそりと茶人として生き、52歳で生涯を閉じました。

 

さて、描きあがりのほうですが、結構気に入っています。筆を羊毛に変えてみました。

筆が柔らかいため、線の自由度が上がった気がします。次回からも、面白い線を意識した作品にしたいと思います。

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