2021/01/28
足利義満の肖像画 描いてみました。
インスタグラム ： kakushigoto
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義満は、南北朝時代に１０歳という若さで３代将軍になります。
これをひとつに統一しないと、幕府と将軍の力が強くならないと考えた義満は、
勢力があり実力者だった「守護大名」（地方を治めている領主）に協力を要請。
その結果見事、南北朝の統一を成功させたのです。室町幕府を全盛期へと導きました。
３７歳で出家し、隠居生活を始めます。
まず、北山に別荘として「金閣寺」（鹿苑寺：ろくおんじ）を建立します。これにより、北山文化が華開きました。
水墨画や能面彫刻、観阿弥・世阿弥（かんあみ・ぜあみ）親子による田楽や猿楽の完成、
「太平記」の成立など様々な芸術を広く発展させ、「明」（みん：現在の中国）との「勘合貿易」（かんごうぼうえき）で、
巨額な利益を収めることができたのです。
さて、描きあがりのほうですが、ものすごいカリスマ性のある方ですが、謙虚な雰囲気を感じる肖像画をもと絵にしました。
そのあたりは表現できているかと、今後は一線一線、動きのある作品にしていきたいと思います。